ゆらゆらゆらぐ
2013.07.25
聞きたくない話。
ウチの父の話。
父はすごく時代劇が大好きで。
私もその影響で時代劇ばっかり見ていました。
大岡越前。遠山の金さん。水戸黄門。三匹が斬る! 必殺仕事人。
年明けはテレビ大阪(テレビ東京系)の新春ワイド時代劇。
私の世代ってそんなものなのかな。よく分かんないんですけど、みんながアイドルとかに夢中になってるときにも好きなのが大岡越前の「伊織先生」だったりwww
(伊織先生は私の恋愛の原点かもしれませんw)
今考えてみれば分かるのですが、父はよくそれ系の話をしたがりました。
一番好きなのが「幕末」。特に「新撰組」。
新撰組が大好きで、よくその話を私にしました。それこそ、「もう聞きたくない」って思うくらいに。
だけどですね。
ほとんど覚えていないのです。
印象に残っているのは「芹沢鴨」くらい。でも、芹沢さんの話をそんなにされた記憶もないのですがw
(ちなみに父が一番好きなのは藤堂平助らしいです。あとから聞いて知りましたw)
そのときに思っていたのは、とにかく「聞きたくない」でした。
「聞きたくない」ってよりは「知りたくない」だったのかな。
聞いているはずなのに、わざと記憶に残さない、そんな聞き方をしていました。
新撰組の話を聞きたくない、ってよりは、幕末を全体的に聞きたくなかった、が近かった気もします。
そのせいか。
私は幕末に関してはほとんど知識を持っていませんでした。
学校で教わったこともほとんど記憶にありません。
ちなみに。
これだけ時代劇を見ておきながら、幕末系はほとんど見ていない……のか、覚えていないのか。
特に「坂本龍馬」に関しては全くといっていいほど何も知りませんでした。
単に「有名なひと」くらいにしか。
幕恋を知り。
「え~……幕末か……嫌だな、でもやってみるか……一番上は『坂本龍馬』か……なんだか嫌だな……でもまあ、上からやっていこうかな」
これが、最初です。
それが。
私の「鍵」だったようです。