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2013.10.12
「書庫」追加。
懐かしい小説です。
当時、私はサイトでオリジナル小説を公開していたのですが(実は残骸が今でもありますw)、つながりでできたもの書きの方から
「皮膚感覚をもっと書いてみては」
とアドバイスをいただいてできた小説でした。
そのご指摘を受けるまで、そういや「今日は晴れているのか曇っているのか雨なのか」とか「寒いのか暑いのかちょうどいいのか」なんて、実際のところあまり考えたことがなくて(お恥ずかしい限りです)。
「冷たいってなんだろう」そう思いながら書いたのを覚えています。
そしてこの小説を書いてから、「諦める」ということを覚えました。
「諦める」というよりは「程々にする」という方が適切かもしれないのですが。
「すべての人を満足させるものは絶対に作れない」それを教えてくれたのがこの作品でした。
私にとってのひとつの「転機」だったといえる作品かもしれません。